自作小説から理想の女の子が出現、スランプ作家の恋物語『ルビー・スパークス』

ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督による新作映画『ルビー・スパークス』が、12月15日から東京・渋谷のシネクイントほか全国で順次公開される。

同作は、デイトン&ファリスの夫婦にとって2006年に公開された『リトル・ミス・サンシャイン』以来となる2作目の長編映画。19歳で天才作家としてデビューしたものの、その後10年にわたってスランプに陥っている小説家のカルヴィンと、彼が夢で見た少女をもとに書きはじめた小説の主人公、ルビー・スパークスの切なくロマンティックな恋を描いた作品だ。ある朝目覚めるとカルヴィンの前に実際に現れたルビーは、原稿に描くままに振る舞い魅力的になっていくが、やがて彼女自身が新たな仲間との交友関係を持ち始め、2人の仲に軋みが生じていく。

卓越した才能を持ちながらも思い悩み前進することができないカルヴィン役には、『リトル・ミス・サンシャイン』にも出演したポール・ダノ。ルビー役には、『エデンの東』などを手掛けたエリア・カザン監督の孫ゾーイ・カザンが演じる。ポール・ダノとゾーイ・カザンは私生活でも恋人同士として知られており、同作の脚本も手掛けたゾーイはポールをイメージしてカルヴィンのキャラクターを練り上げたという。また、カルヴィンの破天荒な母親ガートルード役をアネット・ベニング、母の恋人役をアントニオ・バンデラスが演じる。

なお、同作のオフィシャルFacebookページでは「小説家が妄想した女の子が実際に現れる」という物語にちなみ、「あなたの妄想の恋人は?」という質問に答える写真キャンペーンが実施中だ。

『ルビー・スパークス』

2012年12月15日(土)よりシネクイントほか全国順次ロードショー
監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス
脚本:ゾーイ・カザン
音楽:ニック・ウラタ
出演:
ポール・ダノ
ゾーイ・カザン
アントニオ・バンデラス
アネット・ベニング
配給:20世紀FOX映画

(画像:©2012 Twentieth Century Fox)

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