テクノミュージックの歴史と名盤を紹介する書籍『テクノ・ディフィニティヴ 1963-2013』が、11月23日に刊行された。
同書では、様々なジャンルを横断しながらエレクトロニックミュージックの名盤を時系列に沿って紹介。シュトックハウゼンからKRAFTWERK、デトロイトテクノ、ジャングル、ダブステップにまで至る系譜や、アンビエントやノイズ、インダストリアルからニューエイジへの移行、ムーグシンセサイザーからラップトップに移り変わるテクノロジーの進歩などにスポットを当て、各年代ごとに重要なアルバムとシングルを挙げていく。また、名盤のアートワークが約700枚以上掲載される点も読みどころだ。著者は音楽ライターの三田格と野田努。
なお、同書の刊行を皮切りに、新たな単行本シリーズ「ele-king books」がスタート。ディスクガイドから対談まで多彩な書籍を刊行していくという。
(画像:『テクノ・ディフィニティヴ 1963-2013』表紙)