ミランダ・ジュライの新作映画『ザ・フューチャー』が、2013年1月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
映像作品をはじめ、女優、ミュージシャンなど様々な肩書きをもつアーティストのミランダ・ジュライ。小説家としても活動し、日本でも『フランク・オコナー国際短編賞』受賞作品を含む小説集『いちばんここに似合う人』が2010年に新潮社から刊行されている。
同作は、2005年に『カンヌ国際映画祭』で新人賞にあたるカメラドールを獲得した初長編作『君とボクの虹色の世界』以来となる長編作品。怪我をした猫「パウパウ」と出会ったことをきっかけに、主人公の女性とその恋人の人生がゆるやかに変わっていく様子を描いた作品だ。同棲中の2人は共に仕事をやめ、主人公は毎日ダンスを創作する「30日間30ダンス」を開始し、恋人は地球を守るため環境保護の仕事を始める。しかし、やがて主人公は新たな出会いを体験する。
主人公の女性をミランダ自身が演じるほか、ハミッシュ・リンクレイター、デヴィッド・ウォーショフスキー、ジョー・パターリックが出演者に名を連ねている。また、劇中音楽はジョン・ブライオン、挿入歌はBeach Houseの“master of none”が起用されている。
『ザ・フューチャー』
2013年1月からシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
監督・脚本:ミランダ・ジュライ
音楽:ジョン・ブライオン
挿入歌:Beach House“master of none”
出演:
ミランダ・ジュライ
ハミッシュ・リンクレイター
デヴィッド・ウォーショフスキー
ジョー・パターリック
配給:パンドラ
(画像上:©Todd Cole 2011、画像2枚目から:©THE FUTURE 2011)