辻仁成監督作品『その後のふたり』が、2月9日から東京・渋谷のアップリンクほか全国で順次公開される。
同作は、辻にとって2010年公開の『ACACIA』以来の新作長編映画。15年の間、共にドキュメンタリー製作を続けてきた純哉と七海が、恋人としての交際を終わらせた後の自分たちを素材に、それぞれパリと東京で生活しながら共に新たなドキュメンタリー作品を製作する姿を描いた作品だ。
純哉と別れて東京で生活する七海役に坂井真紀、パリで暮す純哉役を辻が演じる。また、出演者には放送作家の倉本美津留、舞踏家の伊藤キム、アートグループChim↑Pomのエリイ、映画プロデューサーのシャンタル・ペラン、リュック・ベッソン監督作品などの撮影監督を務めるジェラール・ステランらが名を連ねている。
さらに、映画で描かれた物語のその後や、映画では語られなかったエピソードを辻自ら描く小説『その後のふたり』が、1月22日に刊行される。
『その後のふたり』
2013年2月9日からアップリンクほか全国で順次公開
監督・脚本・編集：辻仁成
音楽：磯江俊道
出演：
坂井真紀
辻仁成
倉本美津留
伊藤キム
シャンタル・ペラン
セシール・ランシア
ジェラール・ステラン
ミーシャ＆チュック兄弟
ドミニク・ブシェ
ケヴィン
エリイ（Chim↑Pom）
ロマネスク石飛
配給：アップリンク
『その後のふたり』
2013年1月22日発売
著者：辻仁成
価格：1,365円（税込）
発行：アップリンク
発売：河出書房新社
（画像：©Jinsei Film Syndicate）
