枢やなの漫画作品『黒執事』が水嶋ヒロ主演で実写映画化され、2013年に公開されることがわかった。
『黒執事』は、雑誌『月刊Gファンタジー』で2006年から連載中の作品。現時点で単行本が15巻まで刊行されており、累計発行部数は海外分も合わせて1400万部を超える人気作品だ。2008年と2010年にテレビアニメ化されたほか、2009年と2010年には舞台版も上演されている。
劇場版では、水嶋ヒロが知識や教養、品位、料理や武術に至るまで完璧を誇る執事セバスチャン・ミカエリスを演じることが決定。水嶋にとって俳優復帰作品となり、主演映画としては2010年公開の『BECK』以来約3年ぶりとなる。また、監督は映画『NANA』『ラフ ROUGH』などを手掛けた大谷健太郎と、アニメ『TIGER & BUNNY』『アシュラ』などでも知られるさとうけいいちが共同で務める。なお、原作者の承認を得て、原作から約130年後を舞台にしたオリジナルのストーリーになることも判明した。
同作について水嶋は、「いままで何をするにしても自分の脳みそが出している答えを信じて行動してきましたが、松橋さんとこの作品を信じるべきだという直感に、僕は従わざるをえません。映画『黒執事』を良い作品にするにはどうしたらいいか、それを常に考えながら毎日を過ごしています」と意気込みを語っている。また、原作者の枢やなは、「『黒執事』を実写化していただけるなんて夢のようです。水嶋さん演じるセバスチャンを拝見するのが楽しみで仕方ありません。完成が楽しみです!」と期待のコメントを寄せている。
『黒執事』
2013年公開予定
監督:大谷健太郎、さとうけいいち
原作:枢やな『黒執事』(スクウェア・エニックス刊)
出演:
水嶋ヒロ
ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
(画像:©「黒執事」製作委員会)