ダンサー・振付家として国際的に活動する勅使川原三郎率いるダンスカンパニーKARASの新作公演『ダンサーRの細胞』が、1月26日と27日に東京・池袋の東京芸術劇場で上演される。
東京芸術劇場にとって初となるダンスの主催企画『芸劇dance』の初回を飾る同公演は、勅使川原が監修から演出、振付、音楽舞台美術まで担当。ダンサーの身体性を固有の「細胞」のようにとらえた刺激的な内容になるという。また、プロジェクションや客席やロビーにも及ぶ繊細なマテリアルを使った舞台美術も見どころだ。
同公演には、勅使川原作品のソリストであり、振付・演出助手としても活躍するダンサーの佐東利穂子を中心に、近年勢いのあるKARASの若手ダンサーたちが出演。2012年9月から行われている12歳から18歳を対象にした教育プロジェクト「U18 ダンスワークショップ・プロジェクト」の青少年5人も名を連ねる。
1月14日には東京・渋谷および池袋のチャコットで佐東によるコンテンポラリーダンスの特別ワークショップも開催。なお、CINRA.NETでは勅使川原のこれまでの歩みを振り返るインタビューと、佐東と音楽・文芸批評家の小沼純一による対談を掲載中。あわせてチェックして欲しい。
東京芸術劇場リニューアル記念 芸劇dance
勅使川原三郎ディレクション U18ダンスワークショップ・プロジェクト
『ダンサーRの細胞』
2013年1月26日（土）、1月27日（日）全4公演
会場：東京都 池袋 東京芸術劇場 シアターイースト
監修・演出・振付・美術・照明：勅使川原三郎
出演：
佐東利穂子
KARASダンサーズ
U18ダンスワークショップ・プロジェクト参加者
料金：
一般 前売3,500円 当日4,000円
U18（18歳以下）1,000円
65歳以上3,000円
25歳以下2,500円
※U18、65歳以上、25歳以下の割引チケットは、前売のみ取り扱い（枚数限定・要証明書）
『チャコット勅使川原三郎 / KARAS コンテンポラリーダンス特別ワークショップ』
2013年1月14日（月・祝）18:00～19:30
会場：東京都 渋谷 チャコット渋谷スタジオ
2013年1月15日（火）16:30～18:00
会場：東京都 池袋 チャコット池袋劇場通りスタジオ
講師：佐東利穂子
※1月14日は受付終了
（画像1枚目：『ダンサーRの細胞』メインビジュアル photo: Saburo Teshigawara、画像2枚目以下：『ダンサーRの細胞』 photo: Saburo Teshigawara）
