書店員の投票で選出される文学賞『全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2013年本屋大賞』のノミネート作品が発表された。
今回の選考対象となるのは、2011年12月1日から2012年11月30日の間に刊行された日本のオリジナル小説。昨年11月から今年1月6日まで実施された一次投票には、全国463書店から598人の投票が集まった。今回は同数得票により例年の10作品を超える11作品がノミネート。二次投票は2月28日まで行われ、大賞発表は4月9日を予定している。
『全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2013年本屋大賞』ノミネート作品
・百田尚樹『海賊とよばれた男』(講談社)
・中脇初枝『きみはいい子』(ポプラ社)
・伊藤計劃、円城塔『屍者の帝国』(河出書房新社)
・窪美澄『晴天の迷いクジラ』(新潮社)
・川村元気『世界から猫が消えたなら』(マガジンハウス)
・宮部みゆき『ソロモンの偽証』(新潮社)
・山田宗樹『百年法』(角川書店)
・西加奈子『ふくわらい』(朝日新聞出版)
・冲方丁『光圀伝』(角川書店)
・原田マハ『楽園のカンヴァス』(新潮社)
・横山秀夫『64』(文藝春秋)