ゼロ年代以降のヒップホップを浮き彫りにする評論集『しくじるなよ、ルーディ?』が、1月18日に刊行された。
同書は、音楽ライター二木信による初の評論集。二木が過去10年間に発表してきた原稿の中から選んだベストセレクションに加え、s.l.a.c.k.、SEEDA、Killer-bong、田我流、環ROY、鎮座DOPENESSらのインタビューを掲載する。さらに、ゼロ年代以降のジャパニーズヒップホップの重要作品60枚を紹介する書き下ろしレビューなども掲載。なお、同書は単行本シリーズ「ele-king books」の第2弾として刊行されている。
著者の二木は1981年生まれ、茨城県出身。共編著に『素人の乱』、共著に『ゼロ年代の音楽』などがあるほか、これまでに『ele-king』『ミュージック・マガジン』『サンデー毎日』『図書新聞』などに寄稿している。