山口情報芸術センター[YCAM]による気鋭のアーティストの作品やプロジェクトを紹介する展示シリーズ『scopic measure』の第15弾で、Rhizomatiks(ライゾマティクス)の新作インスタレーション『pulse 3.0』が発表される。
Rhizomatiksは、齋藤精一、真鍋大度、千葉秀憲によって2006年に設立。デザインやアート、エンジニアリングを横断する新しい表現形態で注目を集めている。『pulse 3.0』は、彼らがこれまでに手がけてきたレーザー光線や映像、音響、ロボティクスによるインスタレーションやショーケースを統合し、大幅なアップデートを加えた作品。テクノロジーを介して人間の視聴覚の限界にアプローチする挑戦的な試みとなっている。なお、同作のビジュアルは映像作家のtakcomが担当しているほか、振付はPerfumeなどの振付で知られる振付家のMIKIKO、サウンドデザインをTaeji Sawai、音楽をAmetsub、Nosaj Thing、FaltyDL、ビジュアルプロデュースをP.I.C.S.が手がけている。
また、展示の開催にあわせてライブイベント『sound tectonics #12』が1月26日に開催される。同イベントでは、MIKIKOが率いるダンスカンパニー「elevenplay」のダンスパフォーマンスをはじめ、Taeji Sawaiによるライブ、AmetsubのDJセットが披露される。
『scopic measure #15 ライゾマティクス新作インスタレーション「pulse 3.0」』
2013年1月27日(日)~3月24日(日)10:00~19:00
会場:山口県 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオB
出展作家:Rhizomatiks
料金:無料
ライブコンサート
『sound tectonics #12』
2013年1月26日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:山口県 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオB
出演:
elevenplay
Taeji Sawai
Ametsub
料金:500円(要申込)
※当日13:00より会場前で当日券20枚限定で販売
(画像上:『scopic measure #15 ライゾマティクス新作インスタレーション「pulse 3.0」』 イメージビジュアル デザイン:田中義久、画像中・下:ライゾマティクスが手がけた音楽フェスティバルの演出(2012年))