東浩紀の対談集『震災ニッポンはどこへいく 東浩紀対談集:ニコ生思想地図コンプリート』が、本日2月1日に刊行された。
2011年5月から2012年9月にかけてニコニコ生放送で放送された『ニコ生思想地図』は、東浩紀が毎回多彩なゲストを迎え、震災や原発、メディア、アート、科学、憲法など様々なテーマで「日本の今」を語りあったプログラム。番組内で行われた対談は、これまでにゲンロン会報誌『ゲンロンエトセトラ』や書籍などで発表されている。同書には、この対談を完全収録。約470ページの読み応えのある内容になっている。
登場するゲストは、和合亮一(詩人)、津田大介(メディアアクティビスト、ジャーナリスト)、竹熊健太郎(編集家)、川上量生(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)、宇川直宏(DOMMUNE)、濱野智史(情報環境研究者)、國分功一郎(高崎経済大学経済学部准教授)、菊池誠(大阪大学サイバーメディアセンター教授)、八代嘉美(慶應義塾大学医学部総合医科学研究センター特任准教授)、市川真人(『早稲田文学』責任編集)、高橋源一郎(小説家)、境真良(コンテンツ産業理論研究者)、鈴木寛(参議院議員)、猪瀬直樹(東京都知事)の14人。なお、本日2月1日に東京・五反田でオープンした東プロデュースによる新スペース「ゲンロンカフェ」では、同書の即売会が行われる。
『震災ニッポンはどこへいく 東浩紀対談集:ニコ生思想地図コンプリート』
2013年2月1日発売
著者:東浩紀
価格:1,890円(税込)
発行:ゲンロン
(画像:『震災ニッポンはどこへいく 東浩紀対談集:ニコ生思想地図コンプリート』表紙)