劇団岡崎藝術座が、『フェスティバル/トーキョー12』で発表した舞台『隣人ジミーの不在』を2月17日、18日に神奈川・横浜の赤レンガ倉庫1号館で再演する。
演出家の神里雄大が率いる岡崎藝術座は、日常に根ざした言語および身体を、柔軟な発想を用いて鮮烈な表現へと変換することを特長とした劇団。近年は『フェスティバル/トーキョー』に3年連続で参加したほか、2010年の『岸田國士戯曲賞』候補になったことでも注目を集めている。
『隣人ジミーの不在』は、韓国と横浜でのクリエーションを経て制作された作品。「隣り」をテーマに、隣人の存在から確認する個という存在、そして主体を失った社会の中で繰り返される日常が描かれる。今回の再演にあたり、作・演出を手掛けた神里は中国研修に出掛けており、滞在中に経験した出来事を作品にダイナミックな変化として反映しているという。なお、初演に引き続き、武谷公雄、稲継美保、山縣太一(チェルフィッチュ)の3人の俳優が7役を演じる。
同作は2月9日から横浜で行われる芸術見本市『TPAM in Yokohama 2013』の『TPAMショーケース』のプログラムとして上演される。チケットは現在発売中。
岡崎藝術座
『隣人ジミーの不在』
2013年2月17日(日)、2月18日(月)全3公演
会場:神奈川県 横浜 赤レンガ倉庫1号館3Fホール
作・演出:神里雄大
出演:
武谷公雄
稲継美保
山縣太一(チェルフィッチュ)
料金:
前売 一般3,300円 ペアチケット6,000円(前売のみ) 学生2,500円
当日 一般3,600円 学生2,800円
※18歳以下無料
※日本語上演、英語・韓国語字幕付き
(画像:©富貴塚悠太)