厳しい環境の中で少女が起こす奇跡を描いた映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』が、4月20日から東京・渋谷のシネマライズほか全国で公開される。
同作の舞台は、ルイジアナの地盤沈下地帯にあるバスタブ島。父親と2人で暮らす6歳の少女ハッシュパピーの目線を通して、嵐に襲われた島の厳しい現実と自然の中で少女が勇気と生きる術を身につけていく様子が描かれる。主人公のハッシュパピーを演じるのは、約4,000人の中から選ばれたクヮヴェンジャネ・ウォレス。同作が初の長編作となるベン・ザイトリンが監督、脚本、作曲を担当している。
『第28回サンダンス国際映画祭』で初上映され、グランプリと撮影賞を受賞した同作は、『第65回カンヌ国際映画祭』でも新人賞をはじめ4部門を受賞。本年度の『アカデミー賞』では、作品賞、監督賞、脚色賞、そして史上最年少となる主演女優賞の4部門にノミネートされたことでも話題となっている。
『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
2013年4月20日(土)からシネマライズ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国で公開
監督・脚本・作曲:ベン・ザイトリン
脚本:ルーシー・アリバー
出演:
クヮヴェンジャネ・ウォレス
ドゥワイト・ヘンリー
ほか
配給:ファントム・フィルム
(画像:©2012 Cinereach Productions, LLC. All rights reserved.)