いとうせいこう、16年ぶり長編小説は震災時のTwitterをもとにした『想像ラジオ』

いとうせいこうによる新作小説『想像ラジオ』が、3月5日に刊行される。

いとうにとって1997年刊行の『去勢訓練』以来約16年ぶりの新作長編小説となる同作は、東日本大震災時に自身が始めたTwitterアカウント「@seikoitoDJ」をもとにした作品。「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聞こえるラジオ放送「想像ラジオ」でパーソナリティを務め、リスナーから届くメールを読み上げる毎日を送るDJアークの物語が描かれる。文芸誌『文藝 2013年春号』掲載時にTwitterなどで読者からのコメントが多数寄せられるなど、大きな反響を呼んだ作品だ。なお、河出書房新社のオフィシャルページには、松浦寿輝や星野智幸らが同書に寄せたコメントも掲載されている。

『想像ラジオ』

2013年3月5日発売
著者:いとうせいこう
価格:1,470円(税込)
発行:河出書房新社

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(画像:いとうせいこう『想像ラジオ』表紙)

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