ジョン・ケージの特集記事「101年目からのジョン・ケージ」が、本日3月12日刊行の音楽言論誌『アルテス VOL.04 2013 SPRING』に掲載されている。
同特集では、2012年で生誕100周年を迎えたケージに「地震」「言葉」「政治」「日本」「自由」など様々な視点から迫る論考を掲載。寄稿者には片山杜秀、白石美雪、細川周平、相倉久人、川島素晴、渋谷慶一郎、杉本拓、若尾裕、大和田俊之ら多彩な顔ぶれが名を連ねている。
また、昨年末に山口・山口情報芸術センター[YCAM]で上演された初音ミクによるオペラ公演『THE END』にもスポットをあて、同作の音楽を担当した渋谷慶一郎のロングインタビューや、佐々木敦による劇評「生者でも死者でもゾンビでもないもの」も収録。さらに、『フェスティバル/トーキョー12』で上演されたエルフリーデ・イェリネク作の『光のない。』を巡る三輪眞弘と佐々木敦の対談や、明和電機社長の土佐信道と行く東京・上野の東京都美術館『アートと音楽』展のレポートなど、様々な記事が掲載される。
(画像:『アルテス VOL.04 2013 SPRING』表紙)