映画『さよなら渓谷』エンディング主題歌は椎名林檎が作詞作曲、歌は主演の真木よう子

6月22日から東京・有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国で公開される真木よう子主演映画『さよなら渓谷』のエンディング主題歌が、椎名林檎作詞作曲による楽曲“幸先坂”になることが明らかになった。

同楽曲の歌唱は、主演の真木自身が担当。今回のコラボレーションは、製作側から歌うことを提案された際に、以前から親交があった椎名とのタッグを希望したことから実現したという。

本編をいち早く鑑賞した椎名は、「一度鑑賞し終わったとき・・　無音のエンドロールをぼんやり眺めていると、真夏の土の匂いのように音楽が沸き上がりました　ずっと昔から渾渾と生まれて来ていたのにずっと見ないフリをして済ませて来ていたかのように　この映画には、一貫して、作為とは無縁の大自然が横たわっていたのです　だからこちらから提供する素材も、決して調理しないよう気を付けました　真木よう子氏も、同じ考えをもって声を出していたのではないでしょうか　はじめからおわりまで、圧巻の名演でした　銘作の完成、本当におめでとうございます」と賛辞を贈っている。

『さよなら渓谷』は、『悪人』『パレード』『横道世之介』などで知られる芥川賞作家・吉田修一の同名小説をもとにした作品。約7年ぶりに映画主演を務める真木の共演者には、大西信満、大森南朋、鈴木杏、井浦新、新井浩文、鶴田真由らが名を連ねている。監督は『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』『まほろ駅前多田便利軒』などでメガホンをとった大森立嗣。

（画像：左から真木よう子、椎名林檎 ©2013「さよなら渓谷」製作委員会）

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• 映画「さよなら渓谷」公式サイト