音楽家の渋谷慶一郎とチェルフィッチュ主宰の演出家・岡田利規によるオペラ『THE END』の東京公演が、5月23日と5月24日に東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで上演されることがわかった。
昨年12月に山口・山口情報芸術センター[YCAM]で初演された同作は、歌手やオーケストラが一切登場せず、初音ミクとボーカロイドによる音楽とキャラクターの映像を中心に構成されたオペラ作品。初音ミクが着用する衣装をルイ・ヴィトンのアーティスティックディレクターであるマーク・ジェイコブスと彼のスタジオチームが提供している点でも話題を集めている。
東京公演ではクラシックやオペラ公演が多く行われるオーチャードホールに、10.2チャンネルのサラウンド音響機器と1万ルーメンを超える高解像度プロジェクター7台を設置。OMAニューヨーク代表も務める建築家の重松象平が舞台美術を手掛けたステージで、自らの「死」を問う初音ミクの旅が展開される。キービジュアルのイラストは同作の映像制作も手掛ける映像作家YKBX、アートディレクションを吉田ユニが担当。また、オフィシャルトレーラーがYouTubeで公開中だ。
チケットのファミリーマート先行発売が本日3月14日から期間限定でスタート。一般発売は4月4日10:00から開始される。なお、プログラム付きのプラチナチケットも用意されている。
イベント情報
『THE END』
2013年5月23日(木)19:00~
2013年5月24日(金)15:00~ / 19:00~
会場:東京都 渋谷 Bunkamuraオーチャードホール
コンセプト:渋谷慶一郎、岡田利規
音楽:渋谷慶一郎
台本:岡田利規、渋谷慶一郎
共同演出:渋谷慶一郎、YKBX、岡田利規
出演:渋谷慶一郎、初音ミク
舞台美術:重松象平
映像:YKBX
音響プログラム:evala
音響:金森祥之
ボーカロイド・プログラム:ピノキオP
テクニカル・サポート:筒井真佐人
プロデューサー:東市篤憲(A4A)
料金:
料金:プラチナ席(プログラム付)10,000円 S席7,500円 A席5,000円 B席3,000円
(画像上:『THE END』キービジュアル ©Crypton Future Media, INC. www.piapro.net ©LOUIS VUITTON ill. by YKBX、画像下:渋谷慶一郎)