グラフィックデザイナー永井一正の個展『LIFE 永井一正ポスター展』が、3月30日まで東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。
1929年に大阪で生まれた永井一正は、長年にわたってグラフィックデザインの分野で活躍。三菱UFJフィナンシャル・グループ、東京電力、日清食品、つくばエクスプレスなどのシンボルマークを手掛けたことでも知られるほか、『日宣美会員賞』や『朝日広告賞』『ADCグランプリ』『第11回ブルノ国際グラフィックビエンナーレグランプリ』など国内外のデザイン賞を受賞し、1989年には紫綬褒章も受章。現在は日本デザインセンター最高顧問を務めている。
同展では、ポスター、版画を中心とする代表作品約4,000点を収蔵するDNP文化振興財団のコレクションの中から、永井の代名詞でもある動植物をモチーフとしたシリーズ作品『LIFE』からの139点を紹介。命や自然へのメッセージと共に、溢れ出るような生命力が感じられる展示になっている。
イベント情報
第319回企画展
『DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展V LIFE 永井一正ポスター展』
2013年3月6日(水)~3月30日(土)
会場:東京都 銀座 ギンザ・グラフィック・ギャラリー
時間:11:00~19:00(土曜日は18:00まで)
休館日:日曜、祝日
料金:無料
(画像上:『DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展V LIFE 永井一正ポスター展』ポスター、画像中:『LIFE(2012)』、画像下:『LIFE(1999)』)