資生堂ギャラリーの恒例グループ展『椿会展 2013 ―初心―』が、4月12日から6月23日まで東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。
『椿会展』は、1947年に資生堂ギャラリーの活動を再開するにあたって誕生したグループ展。時代と共にメンバー構成を変えて70年以上継続しており、これまでに計80人の作家が参加している。
同展では、「初心」をテーマに掲げた年1回の展示を今年から5年継続して開催。同テーマは、震災から復興する過程において、ものづくりのきっかけは何だったのか初心を問い直す時期にあるということから導きだされたものだという。参加作家には、赤瀬川原平、畠山直哉、内藤礼、伊藤存、青木陵子を迎える。
なお、展覧会のロゴおよびグラフィック全般のデザインを仲條正義が担当し、展覧会ロゴは毎回新たに制作される。また、会期中には出展作家とゲストによる鼎談や、トークとワークショップをあわせた「トークショップ」が開催される。
(画像上:『椿会展 2013 ―初心―』ロゴ、赤瀬川原平『宇宙の缶詰』 1964年/1994年 写真提供:SCAI THE BATHHOUSE、畠山直哉『Hotel Warwick #712 Genève 4 May 1995』 1995 シリーズ『CAMERA(1995-2009)』より ※出展予定作品、内藤礼『母型』 2010 豊島美術館 写真提供:公益財団法人 福武財団 写真:鈴木研一、伊藤存『Circle Game』 2010)