書店員を中心とした有志によって選ばれる漫画賞『マンガ大賞2013』の選考結果が発表され、吉田秋生の『海街diary』が大賞に輝いた。
少女漫画誌『月刊flowers』で不定期連載されている『海街diary』は、祖母が残した鎌倉の家で暮らす三姉妹たちが織りなす家族の絆を描いた作品。2007年の『文化庁メディア芸術祭マンガ部門』優秀賞も受賞している。同賞のオフィシャルサイトでは吉田秋生による受賞イラストが公開されている。
大賞以下の順位は、2位に森薫『乙嫁語り』と竹内友『ボールルームへようこそ』、4位に押切蓮介『ハイスコアガール』、5位に原作:河原和音、作画:アルコ『俺物語!!』と続いている。
詳細情報
『マンガ大賞2013』選考結果
1位 吉田秋生『海街diary』(小学館)
2位 森薫『乙嫁語り』(エンターブレイン)
2位 竹内友『ボールルームへようこそ』(講談社)
4位 押切蓮介『ハイスコアガール』(スクウェア・エニックス)
5位 河原和音(原作)・アルコ(作画)『俺物語!!』(集英社)
6位 松井優征『暗殺教室』(集英社)
7位 九井諒子『九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子』(エンターブレイン)
8位 卯月妙子『人間仮免中』(イースト・プレス)
9位 貴家悠(原作)・橘賢一(作画)『テラフォーマーズ』(集英社)
10位 岡本健太郎『山賊ダイアリー』(講談社)
10位 真造圭伍『ぼくらのフンカ祭』(小学館)
(画像:『マンガ大賞2013』 ロゴ デザイン:関善之)