能勢伊勢雄が音楽史を紐解く書籍『新・音楽の解読』が、3月27日に刊行される。
写真家や映像作家、音楽および美術評論家といった様々な肩書きを持ち、CDプロデュースや現代美術展の企画も行っている能勢。1974年に岡山のライブハウス『PEPPER LAND』を設立し、様々な表現が交錯する場を提供し続けている。
同書では、3万枚を超える能勢所蔵のレコードやCD群の解説を軸に、書籍やフライヤー、パッケージなどのビジュアルを掲載。松岡正剛に「強力アーカイブ」と評された知識に裏付けられた語り口で、ダダイズムやインダストリアル、神秘主義、テクノ、ハウス、サイケミュージック、オカルト、ヒップホップ、ドローンなどを紹介していく。なお、序文を椹木野衣と宇川直宏、あとがきを松岡正剛と谷崎テトラが担当している。
(画像:『新・音楽の解読』表紙)