キューブリック監督自ら封印した幻の長編デビュー作『恐怖と欲望』、5月から劇場公開

スタンリー・キューブリック監督の長編デビュー作『恐怖と欲望』が、5月3日から東京・オーディトリウム渋谷ほか全国で順次公開される。

『2001年宇宙の旅』『シャイニング』『時計じかけのオレンジ』など革新的な映像で知られているキューブリック。一般的な劇場映画デビュー作とされる『非情の罠』以前の1953年に製作された同作は、わずかなキャストとスタッフにより低予算で製作された。公開時は批評家らから好評だったが、キューブリック自身は「アマチュアの仕事」とみなし、プリントをすべて買い占めて封印したことから「幻の作品」とされていた。

監督・製作・撮影・編集をキューブリック自身が務めた同作は、戦場を舞台に爆撃を受け敵地の森へ墜落した4人の兵士たちを描いた作品。キャストには、同作がデビュー作となったケニス・ハープ、『非情の罠』にも出演したフランク・シルヴェラらが名を連ねている。


作品情報

『恐怖と欲望』

2013年5月3日(金)よりオーディトリウム渋谷ほか全国で順次公開
監督・製作・撮影・編集:スタンリー・キューブリック
出演:
ケニス・ハープ
フランク・シルヴェラ
ポール・マザースキー
スティーヴ・コルト
ヴァージニア・リース
配給:株式会社アイ・ヴィー・シー

(画像:©Films Sans Frontieres)

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