画家O JUNの個展『夢見る、さんの丞』が、4月3日から東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。
O JUNは、明るい色や明確な線によって観る側に絵画のユーモアや自由さを感じさせる作品を多く描き出す画家。3年ぶりの個展となる同展では、紙と鉄フレーム、キャンバスの作品を大中小と異なるサイズで制作した組作品スタイルの展示が行われる予定。作品に残された余白や、一見走り書きにも見える筆のストロークなど、「描く」という行為が痕跡としてしっかり残った作品からは、行為と絵の境界の曖昧さを観て楽しむこともできるという。
なお、O JUNは4月13日からは富山・下山芸術の森発電所美術館で画家の西島直紀と2人展を行うほか、12月から2014年にかけて東京・府中市美術館での個展開催も決定している。
(画像:O JUN『匍匐/HOHUKU』 2013 紙にアクリルガッシュ、顔料/acrylic gouache, pigment on paper 125×171cm 撮影:宮島径/Photo by MIYAJIMA Kei ©O JUN Courtesy Mizuma Art Gallery)