ナガオカケンメイの著書『D&DEPARTMENTに学んだ、人が集まる「伝える店」のつくり方』が、3月15日に刊行された。
流行に左右されないロングライフデザインの商品を厳選し、ものづくりを伝える店舗「D&DEPARTMENT PROJECT」を主宰するナガオカ。2009年11月から日本全国をデザインの視点で案内する県別のガイドブック『d design travel』を刊行しているほか、2012年には東京・渋谷のヒカリエ内に47都道府県をテーマにした展示スペース「d47 MUSEUM」、セレクトショップ「d47 design travel store」、カフェレストラン「d47食堂」をオープンするなど、様々なプロジェクトを展開している。
同書では、ナガオカが試行錯誤や失敗を乗り越えて現在の売り場コンセプトを作りあげるまでの経緯を紹介。また、立地や物件の探し方、商品構成のノウハウ、イベントの組み方といった店づくりの実践的なQ&Aを、ナガオカによる手描きイラストも交えて掲載している。さらに、実際に自己資金でD&DEPARTMENT PROJECTの店舗を運営している地方店のオーナーたちの話も紹介する。
(画像上:『D&DEPARTMENTに学んだ、人が集まる「伝える店」のつくり方』表紙、画像中・下:『D&DEPARTMENTに学んだ、人が集まる「伝える店」のつくり方』中ページ)