青森・青森県立美術館の魅力を紹介する『青森県立美術館展 コレクションと空間、そのまま持ってきます』が、4月6日から福岡・天神の三菱地所アルティアムで開催される。
同展は、青森とゆかりのあるアーティストの作品と建築およびVI(ビィジュアルアイデンティティ)の2つのセクションから構成。コレクション作品が展示されるだけでなく、案内サインやフロアスタッフのユニフォームなども含めて展示空間を再現するという。
出展作家には、青森県立美術館を設計した青木淳、美術館VIを担当した菊地敦己、フロアスタッフの制服をデザインしたミナ ペルホネン、建築写真を撮影した鈴木理策をはじめ、今純三、棟方志功、馬場のぼる、成田亨、村上善男、寺山修司、工藤哲巳、沢田教一、奈良美智、宇野亜喜良、横尾忠則、及川正通、土井典らが名を連ねている。また会期中には青森県立美術館の学芸員によるギャラリートークも行われる予定だ。
(画像上:青森県立美術館外観、画像中:鈴木理策『青森県立美術館』2005-2006年 青森県立美術館寄託 Risaku Suzuki / Courtesy of Gallery Koyanagi、画像下:棟方志功『御吉祥大辨財天御妃尊像図』1966年)