美輪明宏の半生を野田秀樹が舞台化する『MIWA』、出演者に宮沢りえ、瑛太ら

2013.04.05 Fri

野田秀樹が美輪明宏の半生を舞台化するNODA・MAP第18回公演『MIWA』が、10月4日から東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスほかで上演される。

野田が作・演出を手掛ける同作は、新たな挑戦として「今、まさにこの世を生きる実在の人物をモチーフに新作を描くこと」を掲げた作品。三島由起夫をはじめとする文化人に愛されたシャンソン歌手として、また『毛皮のマリー』『黒蜥蜴』などで知られる舞台俳優として、性別を超えた存在感を放ち続けている美輪の半生を題材に、真贋の区別がつかない斬新な美輪明宏物語を描き出すという。

主演はこれまでもNODA・MAP作品に出演してきた宮沢りえ。また、瑛太、井上真央、小出恵介、浦井健治、青木さやか、池田成志、古田新太がキャストに名を連ねているほか、野田自身も出演する。振付はダンサーで振付家の黒田育世が担当している。

同作について美輪明宏は「野田ゼウス神が又悪戯をして、私、美輪明宏の人生をもう一個創るそうな。やれはてどうなります事やら」とコメント。野田によるコメントはNODA・MAPのオフィシャルサイトに掲載中だ。

なお、東京公演のほか、11月28日から大阪・シアターBRAVA!、12月6日から福岡・北九州芸術劇場大ホールで上演される。チケット一般発売は8月24日からスタート。