田附勝の写真展『東北』、『木村伊兵衛賞』受賞後初の写真集『KURAGARI』も販売

写真家・田附勝の写真展『東北』が、4月6日から京都・FOIL GALLERYで開催される。

田附は1998年からフリーランスの写真家として活動を開始。98年から約10年にわたり、全国の過剰に装飾された通称「デコトラ」と呼ばれるトラックとそのドライバーを追ったシリーズ『DECOTORA』や、東北地方に暮らす人々の生活や習慣、儀式、文化などに迫るシリーズ『TOHOKU』で知られている。また、写真集『東北』で『第37回木村伊兵衛写真賞』に輝いた。

同展では、写真集『東北』に収録された作品に加え、2011年11月に岩手・釜石市の唐丹町で行われた震災後初の鹿猟を撮影した作品が展示される。また、会場では『木村伊兵衛写真賞』受賞後の第1作となる田附の写真集『KURAGARI』も販売。同写真集には、2009年から2012年にかけて唐丹町で撮影した夜の鹿の写真が収められる。

（画像上から：『皮を剥がれた熊』岩手県釜石市 2008年11月 ©TATSUKI MASARU、『母と子』青森県五所川原市 2009年8月 ©TATSUKI MASARU、『川井村、夏屋鹿踊』岩手県宮古市 2009年10月 ©TATSUKI MASARU、『相馬野馬追の武者』福島県南相馬市 2008年7月 ©TATSUKI MASARU）

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