アメリカの3人組エクスペリメンタルロックバンドAKRON / FAMILYのニューアルバム『SUB VERSES』の国内盤が、4月24日にリリースされる。
AKRON / FAMILYは、ニューヨーク・ブルックリンで2002年に結成。初期作品から色濃く影響を受けてきたフォークミュージック、60年代ポップス、サイケロックなどに加え、近作ではアフロファンクやジャズ、ノイズミュージック、ハードロック、ゴスペルといったジャンルも昇華した実験的かつスピリチュアルな作品を発表している。
通算6枚目のオリジナルアルバムとなる同作は、Sunn O)))、Earth、Borisなども手掛けるランドール・ダンがプロデュースを担当。YOUNG GOD RECORDS主宰のマイケル・ジラ(SWANS)は、同作について「この雑食動物たちは人食い族である……。この50年間のポップ/ロック音楽を挽肉器でミンチにして、電解液とハチミツを加えて発酵させたような……。彼らがこれほど貪欲な獣と化すとは、誰が想像し得ただろう」と評している。収録曲“No-Room”がDead OceansのオフィシャルYouTubeチャンネルで公開中だ。
なお、国内盤は海外盤に先駆けた先行リリースになるほか、ボーナストラックも収録される予定。ライナーノーツは福田教雄(Sweet Dreams Press)が担当している。
リリース情報
(画像上:AKRON / FAMILY、画像下:AKRON / FAMILY『Sub Verses』国内盤ジャケット)