生まれ変わりを巡る家族の物語『桜、ふたたびの加奈子』が、4月6日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。
同作は、新津きよみの小説『ふたたびの加奈子』をもとに制作された作品。桜の季節に5歳の娘・加奈子を交通事故で亡くした容子が、愛犬に導かれて妊娠中の女子高生・正美と出会い、加奈子が生まれ変わって帰ってくることを確信したことから始まる母と子の物語が描かれる。
娘にもう一度会うことを一途に願う容子役を広末涼子、現実を静かに受け止めながら容子を見守る夫・信樹役を稲垣吾郎が演じるほか、やがてシングルマザーとなる女子高生・正美役に福田麻由子、正美の小学校時代の担任・砂織役に吉岡麻由子、正美を支える高校の後輩・直也役に高田翔、容子の母・松代役に江波杏子がキャスティングされている。
監督・脚本は『飯と乙女』の栗村実。劇中音楽は、聴覚を失いながらも作曲活動を続け、アメリカ『TIME』誌で「現代のベートーベン」と評された音楽家・佐村河内守が手掛けている。
作品情報
『桜、ふたたびの加奈子』
2013年4月6日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督・脚本:栗村実
原作:新津きよみ『ふたたびの加奈子』(ハルキ文庫)
音楽:佐村河内守
出演:
広末涼子
稲垣吾郎
福田麻由子
高田翔(ジャニーズJr.)
江波杏子
配給:ショウゲート
(画像:©2013「桜、ふたたびの加奈子」製作委員会)