春の京都を舞台にした国際写真フェスティバル『京都グラフィー国際写真フェスティバル』が、4月13日から開催される。
世界各国からセレクトされた写真作品を寺や神社、町家など京都ならではのロケーションで紹介する同イベント。出展作家には、豊臣秀吉の正妻・ねねが終焉を迎えた圓徳院で、舞踏家・土方巽をモデルにした代表作『鎌鼬』を襖にした大型作品を発表する細江英公や、茶の湯釜を制作する過程を自ら撮影した、千家十職の釜師である大西家十六代当主・大西清右衛門ら国内作家に加え、マリック・シディベ、ニコラ・ブーヴィエ、ケイト・バリーらが名を連ねている。
会期中には出展作家らを招いたトークショーやワークショップも開催予定。詳細はオフィシャルサイトからチェックして欲しい。
また、各会場に入退場可能なパスポートも用意されており、4月12日までには割引料金で購入することができる。なお、二条城のみ別途入場料が必要となる。
イベント情報
『京都グラフィー国際写真フェスティバル』
2013年4月13日(土)~5月6日(月・祝)
会場:京都府(以下同)
高台寺塔頭 圓徳院、京都文化博物館 別館、大西清右衛門美術館、有斐斎 弘道館、西行庵、誉田屋源兵衛 黒蔵、アンスティチュ・フランセ関西、ARTZONE、虎屋京都ギャラリー、ASPHODEL/富美代、二条城二の丸御殿台所、ハイアット リージェンシー京都
出展作家・企画:
細江英公
マリック・シディベ
大西清右衛門
ニコラ・ブーヴィエ
高谷史郎
ケイト・バリー
小野規
アルル国立高等写真学校の学生
クリスチャン・ポラック コレクション
Hasselblad Masters 2012 & エールフランス ラウンジ
CHANEL NEXUS HALL presents NAOKI
京都グラフィー・ハイライト
※会場によって出展作家が異なります
料金:
パスポート 前売2,700円 一般3,000円 学生前売1,800円 学生一般2,000円
※会場ごとの入場も可能
※学生は中学生、高校生、大学生が対象
※小学生以下無料
(画像上から:『おとこと女 #33』(1960) ©細江英公、『Nuit de Noël』(1963) Courtesy MAGNIN-A ©Malick Sidibé、©Kate Barry、©大西清右衛門、©高谷史郎)