ロマン・ポランスキー監督のドキュメンタリー映画『ロマン・ポランスキー 初めての告白』が、6月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開される。
1933年にフランス・パリで生まれ、1968年公開の『ローズマリーの赤ちゃん』や2002年公開の『戦場のピアニスト』など数々の作品で知られているポランスキー監督。同作はポランスキーが、第二次大戦時にアウシュビッツで母親がナチスに殺害されたことをはじめ、1969年に2番目の妻である女優のシャロン・テートがチャールズ・マンソン率いる一派に惨殺され、さらに1977年には少女へのわいせつ容疑で自身が逮捕されたのちアメリカ国外へ逃亡するといった波乱に満ちた人生を語った作品だ。児童わいせつ事件の影響からスイスで自宅軟禁生活を送っていたポランスキーにカメラを向けたのは、若手フランス人監督のローラン・ブーズロー。
また、同時上映作品には『ローズマリーの赤ちゃん』のニュープリント版をはじめ、『水の中のナイフ』『反撥』『袋小路』といったポランスキー監督作品がラインナップされている点も注目だ。
作品情報
『ロマン・ポランスキー 初めての告白』
2013年6月上旬よりシアター・イメージフォーラムで公開
監督:ローラン・ブーズロー
出演:ロマン・ポランスキー
配給:マーメイドフィルム
(画像:©2011 ANAGRAM FILMS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.)