Ly個展『PARK'S GRAY』、白と黒を繋ぐ希望のグレーを初めて用いた作品披露

2013.04.30 Tue

アーティストLyの個展『PARK'S GRAY』が、5月2日から東京・神宮前のGALLERY TARGETで開催される。

1981年、東京生まれのLyは、彼女にとっての「タブー、不快、嫌悪、差別、憎しみ、見てはいけないこと、言ってはいけないこと」の象徴である「DIK」と呼ばれるクリーチャーを用いて作品を作り出すアーティスト。これまでに東京・ラフォーレ原宿やパルコなどでウォールペインティングを中心に活動し、ニューヨークでNYLONとコラボレートしたほか、ロサンゼルスやコスタメサでのアートショーなどに国内外で活躍している。

同展では、これまで世界を意味する白と「HATE」を表す黒のみで作品を生み出してきた彼女が、白と黒を繋ぐ希望となるグレーを初めて用いた作品を発表。キャンバス作品だけでなく、壁画や立体作品も登場する予定だ。なお、タイトルの『PARK'S GRAY』とは、Lyがスケートパークで足をねん挫した際に、座ってパークを見ていたときの虚しさがパークの灰色と重なったことから名づけられたという。個展初日の5月2日にはオープニングレセプションも行われる。

なお、同展にあわせてLyがデザインしたiPhoneケースとトートバッグがCINRA.STOREで販売中だ。