現代のメディア環境における多様な表現を紹介する展覧会『オープン・スペース 2013』が、5月25日から東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]で開催される。
同展では、メディアアートにおける代表作や先端技術を取り入れた作品や、批評的な観点を持つ作品をはじめ、研究機関で進行中のプロジェクトなどを解説と共に展示。作品だけでなく、背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションの在り方、さらには新しい感性や美意識について考えるきっかけを提供する。
出展作家には、安藤英由樹+渡邊淳司+佐藤雅彦、岩井俊雄、逢坂卓郎、ノヴァ・ジャン、鈴木康広、中ザワヒデキ、ティル・ノヴァク、グレゴリー・バーサミアン、八谷和彦、ペ・ランらが名を連ねており、evala+鈴木昭男、プラプラックス、ucnv、和田永(Open Reel Ensemble)の4組は新作を発表する予定だ。なお、会期中には、アーティストトーク、パフォーマンス、ギャラリーツアーなども行われる。
(画像上から:逢坂卓郎『生成と消滅』2012年 撮影:木奥惠三、安藤英由樹+渡邊淳司+佐藤雅彦『心音移入』2010 ©Junji Watanabe、ノヴァ・ジャン『Ideogenetic Machine』2011年 Photo:Otto SAXINGER 「Cyberarts 2012」(OKセンター,リンツ,オーストリア,2012)での展示風景、八谷和彦『見ることは信じること』1996 撮影:大島邦夫、ティル・ノヴァク『遠心力体験装置』2011年)