奥田瑛二監督の新作『今日子と修一の場合』が、10月5日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。
同監督にとって2007年の『風の外側』以来の新作長編となる同作は、東日本大震災を背景に、人生を生きなおそうともがく若い男女の姿を描いた作品。同居している男に言われるがままの生活を送る今日子役を奥田監督の次女・安藤サクラ、母親を助けるために父を殺してしまった修一役を安藤の夫でもある柄本佑が演じているほか、和田聰宏、カンニング竹山、宮崎美子、平田満が出演者に名を連ねている。
なお、2012年1月に宮城・南三陸町で復興会議に参加した奥田監督は、当初ボランティア活動で被災地を応援するつもりだったが、津波被害に遭った志津川地区を訪れるうちに、「映画を撮ることが自分のできること」と考え、同作の製作に取りかかったという。
※記事掲載時から一部内容が変更になりました
作品情報
『今日子と修一の場合』
2013年10月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国で公開
監督・脚本:奥田瑛二
出演:
安藤サクラ
柄本佑
和田聰宏
カンニング竹山
宮崎美子
平田満
配給:彩プロ
(画像:©ZERO PICTURES)