ドイツの現代美術作家トーマス・バイルレの展覧会『Monuments of Traffic』が、9月1日まで東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている。
1937年にドイツ・ベルリンで生まれたバイルレは、1960年代以降からポップアートやメディアアートの分野で数々の作品を制作。2012年には『ドクメンタ(13)』で『アーノルト・ボーデ賞』を受賞したほか、今年はベルギーやイタリアで大規模な回顧展も開催される。また、30年以上にわたってフランクフルトのシュテーデル美術大学で教鞭をとり、幅広い世代のアーティストに影響を与えている。
バイルレ自らがキュレーションを手掛ける同展には、『ドクメンタ(13)』に出展した巨大な作品『Carmageddon(カーマゲドン)』や、今回の展示のために制作された新作『Conducteur(指揮者)』など数々の作品を、自作のサウンドコラージュとともに展示。ガラスに囲まれたエスパス ルイ・ヴィトンに神秘的かつユーモラスな展示空間を展開する。
イベント情報
トーマス・バイルレ個展
『Monuments of Traffic』
2013年5月18日(土)~9月1日(日)
会場:東京都 表参道 エスパス ルイ・ヴィトン東京(ルイ・ヴィトン表参道ビル7階)
時間:12:00~20:00
休館日:無休
料金:無料
(画像:会場風景 ©Louis Vuitton / Jérémie Souteyrat Courtesy of Espace Louis Vuitton Tokyo)