森山未來、土佐信道、森山開次らが文化庁指名で海外滞在、文化交流の架け橋を目指す

文化庁が選ぶ今年度の文化交流使が発表された。

文化交流使は、2003年度から文化庁文化交流使事業の一環として派遣されているもの。芸術家や文化人、研究者らの海外活動を通して日本文化を紹介し、日本の文化的イメージの向上、諸外国との文化人や芸術家間のネットワーク形成を強化することを目指している。

日本在住の芸術家や文化人が外国に一定期間滞在する「海外派遣型」の文化交流使として今回発表されたのは、書道家の武田双雲、アーティストの土佐信道(明和電機)、左官技能士の挾土秀平、キュレーターの長谷川祐子(東京都現代美術館チーフキュレーター)、盆栽師の平尾成志、ダンサーで振付家の森山開次、俳優の森山未來、和太鼓奏者のレナード衛藤の8人。それぞれの活動国は文化庁のオフィシャルサイトで確認しよう。

なお、ベルギーとイスラエルに1年間滞在し、現地の劇団を拠点に活動を行う予定の森山未來は、「日本の文化がさらに軽やかに海の向こう側へ飛び越えていけるよう、そして、この島国が海の向こう側から様々な文化を受けとめ、取捨できる器量がさらに膨らんでいけるための一つの架け橋になれるよう、精進していきたい所存です」と所属事務所office sakuのオフィシャルサイトでコメントを発表している。

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