本日5月31日から全国で公開されているパク・チャヌク監督のハリウッドデビュー作『イノセント・ガーデン』から、本編映像の一部が公開された。
今回公開された映像は、ミア・ワシコウスカ演じる18歳の主人公インディアと、その叔父・チャーリーが情熱的なピアノの連弾を始める場面。同作の見どころのひとつになるこのシーンで演奏されている楽曲は、現代音楽の巨匠フィリップ・グラスが書き下ろした“Duet”。パク・チャヌク監督のリクエストによって、演奏する二人の体が絡みあう動きになるようにスコアが制作されているという。
『イノセント・ガーデン』は、『オールド・ボーイ』や『渇き』など、タブーやバイオレンスを描いた作品で知られるパク・チャヌク監督の最新作。『プリズン・ブレイク』主演のウェントワース・ミラーが名前を隠して執筆した脚本をもとに制作された同作は、外部と遮断された大きな屋敷で暮らすストーカー家が舞台。交通事故で父親を亡くした母子のもとに長年行方不明となっていた叔父が突然姿を現し、共同生活を始めたことをきっかけに巻き起こるミステリアスな事件を描いた作品だ。劇中音楽は『ブラック・スワン』や『π』などで知られるクリント・マンセルが手掛けている。
作品情報
『イノセント・ガーデン』
2013年5月31日よりTOHOシネマズシャンテ、シネマカリテほか全国ロードショー
監督:パク・チャヌク
脚本:ウェントワース・ミラー
音楽:クリント・マンセル
出演:
ミア・ワシコウスカ
ニコール・キッドマン
マシュー・グード
ほか
配給:20世紀フォックス映画
(画像:©2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.)