チェルノブイリ原発事故跡地の現在を伝える書籍『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』が、6月28日に刊行される。
クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を通じて、取材資金として600万円以上の支援を受けたことでも話題を集めた同書は、福島第一原発事故後に福島で取材を重ねた東浩紀、開沼博、津田大介の3人が、事故から27年経ったチェルノブイリをレポートした書籍。東によるツアー手記や開沼による論考、津田によるルポルタージュなどを、同行した写真家の新津保建秀の緊張感みなぎるグラビアと共に掲載する。また、井出明、速水健朗やロシアおよびウクライナの専門家たちが執筆したコラムなども収録される。
なお、同書と対になる書籍『福島第一原発観光地化計画 思想地図βvol.4-2』が、7月に刊行予定とのこと。
書籍情報
(画像:『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』表紙)