既存のイメージをユニークに組み合わせる東方悠平個展『死なないM浦Y一郎』

東方悠平の個展『死なないM浦Y一郎』が、6月23日まで東京・吉祥寺のArt Center Ongoingで開催されている。

1982年生まれ、北海道出身の東方は、筑波大学大学院修士課程芸術研究科総合造形コース修了後、個展をはじめ全国の展覧会に参加。2010年に『岡本太郎現代芸術賞』に入選したほか、2011年には『神戸ビエンナーレ』の『しつらいアート国際コンンペディション』で奨励賞に輝いている。

東方は、誰もが知っているイメージをモチーフにユーモアを交えた組み合わせの作品を手掛けており、鉄で出来た巨大なキュウリとナスの精霊馬をメリーゴーランドの回転盤に乗せた『夏の日の0815』や、遮断機の棒を剣道の竹刀に見立てた『crossing侍in藤沢』などユニークな作品を発表している。

同展では、今回のために制作された新作などを発表予定。会期中には、作家本人によるレクチャーやアーティストの山本篤をゲストに招いたトークイベントも開催される。

（画像上から：『神戸ゴミタワー』2011、『Signals -KIAI-』2012、『宇宙船いちごう』2009 mixed media、『Authentic Fabrication』2013 movie）

関連リンク

• Art Center Ongoing - Gallery
• HigashikataYuhei 東方 悠平 Art Works