石ノ森章太郎原作のSFアクション映画『009ノ1』が、9月7日から東京・新宿バルト9ほか全国で順次公開される。
1967年から1974年まで『漫画アクション』に連載された『009ノ1』は、石ノ森にとって初の青年向けコミック誌作品。サイボーグのエージェントであるミレーヌ・ホフマンの葛藤と成長を、「セックス」「バイオレンス」といった少年誌では表現できなかった要素も交えながら描いた作品だ。今回の実写映画版は、原作の設定やキャラクターを再現しながら、映画オリジナルのアクションやセクシーシーンも盛り込んだ内容になっているとのこと。
メガホンをとったのは、『パワーレンジャー』シリーズなどで知られ、ハリウッドを拠点に特撮やスタントアクションなどを手掛けてきた坂本浩一。出演者には、ガンアクションや両乳房から放つバストガンなどを用いたアクションにも挑戦し、心に迷いを抱えたサイボーグ・ミレーヌ役を演じた岩佐真悠子をはじめ、木ノ本嶺浩、長澤奈央、竹中直人、杉本彩らが名を連ねている。
同作について坂本監督は「女性が強く、カッコ良く、セクシーなアクション映画。そんな邦画が見たい!という強い願いから生まれたのがこの作品です。邦画界でのヒロインアクション映画ジャンル樹立を目指して撮りました!是非女性にも見てもらいたいです!」とコメントしている。
作品情報
『009ノ1』
2013年9月7日(土)から新宿バルト9ほか全国で順次公開
監督:坂本浩一
脚本:長谷川圭一
原作:石ノ森章太郎『009ノ1』
出演:
岩佐真悠子
木ノ本嶺浩
長澤奈央
阿部亮平
横山一敏
市道真央
緑川静香
佃井皆美
人見早苗
下園愛弓
あべまみ
本田博太郎
杉本彩
竹中直人
配給:ティ・ジョイ
(画像:©2013「009ノ1」製作委員会 ©石森プロ)