評論家・宇野常寛の著書『原子爆弾とジョーカーなき世界』が、6月21日に刊行される。
同書は、雑誌『ダ・ヴィンチ』に連載中のノンジャンル評論「THE SHOW MUST GO ON」の2012年分を加筆修正したもの。取り上げるテーマは、AKB48から堀江貴文『刑務所なう。』、特撮映画『巨神兵東京に現わる』、NHK朝のテレビ小説『カーネーション』、NHK大河ドラマ『平清盛』、映画『ダークナイト ライジング』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』など、多彩なラインナップになっている。さらに、木皿泉論も追加収録される。
宇野は1978年生まれ、青森出身。企画ユニット「第二次惑星開発委員会」を主宰するほか、カルチャー総合誌『PLANETS』編集長を務めている。主な著書は『ゼロ年代の想像力』『リトル・ピープルの時代』『日本文化の論点』、石破茂との共著『こんな日本をつくりたい』など。
(画像:宇野常寛『原子爆弾とジョーカーなき世界』表紙)