写真家・平間至の個展『last movement – 最終の身振りへ向けて』が、7月6日から東京・芝浦のフォト・ギャラリー・インターナショナルで開催される。
平間はタワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE」キャンペーンをはじめとするミュージシャンの撮影や、故郷の宮城県塩竈市に住む人々を捉えた作品で知られる写真家。同展では、舞踊家の田中泯による『場踊り』を撮影したシリーズと、そこからインスピレーションを受けて撮影された風景写真のゼラチンシルバープリント約20点が展示される。
なお『場踊り』とは、田中が「場所で踊るのではなく、場所を踊る」ことをテーマに掲げて2006年から始めた活動。『場踊り』の撮影を2007年から続けている平間は、「田中泯という不定形なエネルギー体を通して、過去から現在へ紡がれてきた『場』の持つ歴史と、その先へ続いていく未来を感じている」とコメントしている。
また、7年ぶりとなる写真集『Last Movement』が、7月15日に2冊同時に刊行される予定。東日本大震災の前後数年にわたり撮影された写真から構成された同作は、平間の写真家としての姿勢の変化も写し出した作品となっているとのこと。
イベント情報
平間至作品展
『last movement ―最終の身振りへ向けて』
2013年7月6日(土)~8月31日(木)
会場:東京都 芝浦 フォト・ギャラリー・インターナショナル
時間:11:00~19:00、土曜11:00~18:00
休廊日:8月11日~8月18日、日曜、祝日
料金:無料
書籍情報
『Last Movement ―最終の身振りへ向けて―I』
2013年7月15日発売
著者:平間至
価格:2,625円(税込)
発行:博進堂
書籍情報
『Last Movement ―最終の身振りへ向けて―II』
2013年7月15日発売
著者:平間至
価格:2,625円(税込)
発行:博進堂
(画像:『last movement ―最終の身振りへ向けて』より)