水川あさみが1人2役を演じるホラー映画『バイロケーション』が、2014年1月18日から東京・角川シネマ新宿ほか全国で公開される。
2010年に『第17回日本ホラー小説大賞』の長編賞を受賞した法条遥の小説『バイロケーション』をもとに制作された同作は、画家を目指す女性・高村忍が偽札使用の容疑をかけられたことから始まる物語。自分と同じ容姿でありながら、凶暴な人格を持つ「バイロケーション」と呼ばれる存在に命を狙われる恐怖が描かれる。
メガホンをとったのは、『リアル鬼ごっこ』シリーズ作品や『呪怨 黒い少女』などを手掛けた安里麻里。主演の水川は同作について「ホラーというよりもサスペンスに近いお話で、人間の心理描写や心の闇を描いている内容でとても興味をひかれました」とコメント。また、撮影現場については「バイロケが発生し同じ画面上に私が2人存在するという撮影のときは、いつもとは違う手法の撮影だったり何度も同じお芝居をするので少し大変ではありますが集中して頑張っています。いまのところ順調に撮影が進んでいます」と手応えを語っている。
作品情報
『バイロケーション』
2014年1月18日(土)から角川シネマ新宿ほか全国公開
監督・脚本:安里麻里
原作:法条遥『バイロケーション』(角川書店)
出演:
水川あさみ
ほか
配給:角川書店
(画像上:『バイロケーション』で1人2役を演じる水川あさみ、画像下:法条遥『バイロケーション表紙)