柳宗理愛蔵の品々を紹介する『柳宗理の見てきたもの』展、深澤直人による講演会も

柳宗理の創作活動の原動力になったという世界各国の品々を紹介する展覧会『特別展 柳宗理の見てきたもの』が、8月27日から東京・駒場の日本民藝館で開催される。

工業デザイナーとして世界的に活躍したほか、日本民藝館の三代目館長を約30年間にわたり務めるなど、「民藝の美」を伝えるための数々の活動を行った柳宗理。同展では、柳が収集した日本民藝館のコレクションをはじめ、柳家から遺贈された陶磁器や染織品、仮面、父である柳宗悦から受け継いだ濱田庄司や河井寛次郎などによる食器類などを展示。柳がどのようなものを見つめながら生活し、デザイン活動の糧としてきたのかを紹介する。

また、会期中にはプロダクトデザイナーで日本民藝館の館長を務める深澤直人による講演会や、記念コンサートの開催が予定されている。参加方法などの詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。


イベント情報

特別展
『柳宗理の見てきたもの』

2013年8月27日(火)~11月21日(木)
会場:東京都 駒場 日本民藝館
時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日日(ただし祝日の場合は開館し、翌日休館)
料金:一般1,000円 大高生500円 中小生200円

記念講演会
『デザインと民藝』

2013年11月2日(土)18:00~19:30
会場:東京都 駒場 日本民藝館大展示室
出演:深澤直人(日本民藝館館長、プロダクトデザイナー)
定員:100名(要予約)
料金:300円(入館料別)

記念コンサート
『柳宗理を偲んで −柳兼子の愛唱歌より』

2013年10月21日(月)19:00~
会場:東京都 駒場 日本民藝館大展示室
出演:
日野妙果(メゾ・ソプラノ)
小林道夫(ピアノ)
定員:一般3,500円 友の会3,000円(入館料込)
料金:300円(入館料別)

(画像上:毛織絞衣裳 チベット 19-20世紀 縦126.0cm 柳宗理蒐集品、画像中:サイチョウ(カラオ) セヌフォ族 コートジボワール(アフリカ) 20世紀 高102.0cm 柳宗理蒐集品、画像下:柳宗理ポートレート(1980年日本民藝館にて))

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