1人のアーティストに焦点をあてたポスター型のアートマガジン『X MAGAZINE』が創刊。同誌のウェブショップで発売中されている。
創刊号ではドイツを代表する現代美術作家のゲルハルト・リヒターを特集。規則的な色彩のパターンから構成される「カラー・チャート」や、絵の具を何層にも塗り重ねてはそぎ落とす手法で描かれる「アブストラクト・ペインティング」など、絶えず絵画というフィールドで抽象と具象の間を横断する表現に取り組むリヒターの作品を、両面フルカラーB2ポスターサイズで送料込み1,000円というリーズナブルな価格で楽しむことが出来る。
編集長は、1983年福島県生まれのクリエイティブディレクターでNPO法人「MADE IN FUKUSHIMA」の理事長も務める八木沢俊樹。なお、同誌の売上はMADE IN FUKUSHIMAの活動費に充てられる。
『X MAGAZINE』のオフィシャルウェブサイトでは、パリを拠点にするデザインスタジオ「M/M」が手掛けた『X MAGAZINE』シンボルマークをあしらったTシャツや、『X MAGAZINE』創刊号のために作られたオリジナルフレームも発売されているのであわせてチェックしてみよう。
書籍情報
『X MAGAZINE ISSUE.1 ゲルハルト・リヒター』
価格:1,000円(税込)
(画像:『X MAGAZINE ISSUE.1 ゲルハルト・リヒター』)