1980年代以降の生まれの作家10人による企画展『北加賀屋クロッシング2013 MOBILIS IN MOBILI-交錯する現在-』が、10月4日から大阪のコーポ北加賀屋で開催される。
インターネットの発展などにより「多様化」という言葉のもとで語られることの多い現在を、展覧会という形を通して検証し、考察したいという意図から企画された同展では、若手美術家たちによる絵画、写真、映像、インスタレーションなどを展示。タイトルの「MOBILIS IN MOBILI」とは、小説『海底二万里』に登場するフレーズ「動いているもののなかの動いているもの」に由来しているという。出展アーティストには、梅沢和木、河西遼、川村元紀、高橋大輔、武田雄介、二艘木洋行、百頭たけし、三輪彩子、百瀬文、吉田晋之介が名を連ねている。
なお、同展の巡回展が11月2日から東京・馬喰町のCASHIと東京・六本木のGALLERY MoMoで開催される予定だ。
イベント情報
『北加賀屋クロッシング2013 MOBILIS IN MOBILI-交錯する現在-』
2013年10月4日(金)~10月25日(金)
会場:大阪府 大阪 コーポ北加賀屋
時間:13:00~19:00
出展作家:
梅沢和木
河西遼
川村元紀
高橋大輔
武田雄介
二艘木洋行
百頭たけし
三輪彩子
百瀬文
吉田晋之介
休館日:火、水曜
料金:無料
(画像上から:梅沢和木『キャラクターが、見ている。』(2012)、高橋大輔『無題(イビ)』(2013)、百頭たけし『無題』(2013)、吉田晋之介『知らぬ未来と忘れる過去』(2012))