ピート・タウンゼント(The Who / Gt)の半生を綴った自伝『ピート・タウンゼンド自伝 フー・アイ・アム』が、8月26日に刊行された。
1945年にイギリス・ロンドンで生まれ、1964年に結成されたThe Whoのリードギタリスト兼メインソングライターとしてロック史に大きな軌跡を残したピート・タウンゼント。
執筆に15年以上を費やしたという同書では、この世を去ったThe Whoの元メンバーたちへの想いや、ミック・ジャガーやジミ・ヘンドリックスらとの交流、『ロックオペラ「トミー」』『四重人格』など当時革新的だった作品群の制作秘話をはじめ、両親や幼少期の思い出、ロックスターとしての栄光と苦悩、アルコール中毒の苦しみ、2003年に児童ポルノ法で逮捕された事件の真相、さらに近年の活動まで、2段組464ページという読み応えのあるボリュームで綴られている。また、16ページにわたるカラーページではタウンゼンドの歴史を振り返る写真も掲載されている。
(画像:『ピート・タウンゼンド自伝 フー・アイ・アム』表紙)