年齢を重ねた少年達の終わらない青春演劇、壁ノ花団の新作公演『ザサン』

京都を拠点に活動する壁ノ花団の新作公演『ザサン』が、9月12日から京都の元・立誠小学校の講堂で上演される。

劇作家・演出家・俳優の水沼健が主宰する壁ノ花団は、水沼の舞台作品を発表する場として2004年に結成。これまでに7作品を上演しており、昨年上演された『ニューヘアスタイルイズグッド』は『第57回岸田國士戯曲賞』の最終候補に選出された。

約1年ぶりの新作となる『ザサン』は、子どもの頃に男性器を犬に食い取られてしまい、20年ぶりに島に戻ってきた男と、その友人である主人公を含む同級生たちとの間にかつて出来た亀裂とその再生を探る時間を描いた物語。作・演出は水沼が手掛けており、フライヤーなどのイラストをオノ・ナツメが担当している。チケットは現在発売中。


イベント情報

壁ノ花団第八回公演
『ザサン』

2013年9月12日(木)~9月15日(日)全4公演
会場:京都府 元・立誠小学校 講堂
作・演出:水沼健
出演:
金替康博
岡嶋秀昭
坂口修一
料金:
一般 前売3,000円 当日3,200円
U-25 前売2,300円 当日2,500円
高校生以下 前売・当日1,500円

(画像上:『ザサン』フライヤー、画像中・下:前回公演『ニューヘアスタイルイズグッド』舞台写真)

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