日本のデザインミュージアム実現に向けて、21_21 DESIGN SIGHTによるこれまでの取り組みを再構築する企画展『日本のデザインミュージアム実現にむけて展』が、10月25日から東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。
21_21 DESIGN SIGHTは、日常的なデザインの視点からさまざまな発信および提案を行っていく場として2007年に開設された美術館。ディレクターをデザイナーの三宅一生、佐藤卓、深澤直人とディレクターを川上典李子が務め、展覧会やトークイベント、ワークショップなどを開催している。これまでに90万人を超える来場者を記録しており、建物は三宅一生の服づくりのコンセプトである「一枚の布」から着想を得て、建築家の安藤忠雄が設計した。
同展では、これまでに21_21 DESIGN SIGHTで開催された全ての展覧会と、関連するトークやワークショップなどの出来事を再構築することで、日本におけるデザインミュージアムの実現に向けての問いかけを行うという。また、海外のデザインミュージアムや個性的なコレクションを持つ国内の美術館・博物館の事例もあわせて紹介される。
イベント情報
21_21 DESIGN SIGHT企画展
『日本のデザインミュージアム実現にむけて展』
2013年10月25日(金)~2014年2月9日(日)
会場:東京都 六本木 21_21 DESIGN SIGHT
時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)
休館日:火曜(12月24日は開館)、12月27日~201年1月3日)
料金:一般1,000円 大学生800円 中高生500円
※小学生以下無料
(画像上から:『日本のデザインミュージアム実現にむけて展』メインビジュアル、21_21 DESIGN SIGHT 外観写真(Photo: Masaya Yoshimura)、『『これも自分と認めざるをえない』展』会場写真 2010(Photo: Yuichiro Tamura)、『アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue』展 会場写真 2011(Photo: Masaya Yoshimura))