13人の建築家らによる『犬のための建築展』、犬の尺度から建築の新たな可能性を探究

デザイナーの原研哉がディレクションを手掛ける展覧会『ARCHITECTURE FOR DOGS 犬のための建築展』が、10月25日から東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。

アメリカでの展示を経て開催される同展では、犬の尺度から建築を捉え直すことで建築の可能性を模索するプロジェクト『犬のための建築』から生まれた作品を紹介。参加作家には原研哉をはじめ、アトリエ・ワン、内藤廣、妹島和世、隈研吾、コンスタンチン・グルチッチ、MVRDV、ライザー+ウメモト、坂茂、藤本壮介、トラフ建築設計事務所、伊東豊雄、原デザイン研究所が名を連ねている。

また、原研哉が「人間と犬のスケールを調整する装置」というコンセプトのもとに制作した『D-TUNNEL』の10数種におよぶバリエーションが、実寸大もしくは縮尺模型として初めて公開される。

なお、中村勇吾(tha ltd.)がウェブデザインを手掛けた同プロジェクトのオフィシャルサイトでは、作品を紹介するだけでなく、実際に作ることができる参考動画とPDF形式の設計図も用意されている。


イベント情報

『ARCHITECTURE FOR DOGS 犬のための建築展』

2013年10月25日(金)~12月21日(土)
会場:東京都 乃木坂 TOTOギャラリー・間
時間:11:00~18:00(金曜は19:00まで)
ディレクター:原研哉
参加作家:
アトリエ・ワン
伊東豊雄
MVRDV
隈研吾
コンスタンチン・グルチッチ
妹島和世
トラフ建築設計事務所
内藤廣
坂茂
藤本壮介
ライザー+ウメモト
原デザイン研究所
原研哉
休館日:日、月曜、祝日(ただし10月27日、10月28日、11月3日、11月4日は開館)
料金:無料
※ペットの同伴不可

(画像上から:『犬のための建築』メインビジュアル ©Hiroshi Yoda、『D-TUNNEL』原研哉×ティーカッププードル ©Hiroshi Yoda、『ARCHITECTURE FOR THE BICHON FRISE』妹島和世×ビションフリーゼ ©Hiroshi Yoda、『WANMOCK』トラフ建築設計事務所×ジャックラッセルテリア ©Hiroshi Yoda、『CHIHUAHUA CLOUD』ライザー+ウメモト×チワワ ©Hiroshi Yoda)

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