ヘアデザイナー・加茂克也の展覧会『加茂克也展「100 HEADPIECES」』が、11月2日から東京・原宿のラフォーレミュージアム原宿で開催される。
加茂は、CHANEL、FENDI、JUNYA WATANABE、COMME des GARÇONS、UNDERCOVERなどのファッションショーや、雑誌『VOGUE PARIS』『DAZED&CONFUSED』などにおけるファッションシューティングなど、現在も東京、ニューヨーク、パリを中心にグローバルな活動を展開。脳の形をアクリルヘアで表現したウィッグや、鮮やかな鳥の羽や昆虫の標本を使ったヘアメイクといった奇抜な素材や技法でも注目を集めているが、グロテスクになりがちなモチーフを扱いながらも根底に美しさを感じさせる作品を発表している。
同展では、ファッションショーやシューティングなどで使用された100点以上のヘッドピースを展示するほか、創作現場であるアトリエの再現、創作過程を垣間見ることのできるポラロイドブックの展示、ファッションショーの映像上映などを予定。さらに、プライベートな時間に制作している約70点のオブジェや、加茂が収集したスクラップブックも紹介しながら、加茂の脳内世界を再現するという。
なお、GASBOOKによる加茂の作品集『KATSUYA KAMO「100 HEADPIECES」』の先行販売も会場で行われる予定だ。
イベント情報
『加茂克也展「100 HEADPIECES」』
2013年11月2日(土)~11月18日(月)
会場:東京都 原宿 ラフォーレミュージアム原宿
時間:11:00~20:00
料金:500円
※小学生以下およびラフォーレカード会員は無料
(画像上から:『加茂克也展「100 HEADPIECES」』メインビジュアル(写真:戎康友、デザイン:長嶋りかこ)、JUNYA WATANABE COMME des GARCONS FALL 2008 READY-TO-WEAR、UNDERCOVER FALL 2006 READY-TO-WEAR、オブジェ作品(写真:ホンマタカシ))